- 未経験からプログラマーになりたい
- 就職先を調べてみたらSES(派遣型正社員)が多い
- SESの評判が悪くて不安になっている
そのような方向けのページです。
あやせ
- 元ブラック飲食チェーン正社員
- 1日14時間勤務 + サービス残業
- 26歳の時に未経験からIT業界へ転職
- WEBエンジニアで完全在宅ワーク
私は全く別業界の飲食店正社員からプログラマーとして転職しました。
転職先はSES企業(派遣型正社員)です。
私も転職する前はSES企業に不安がありました。
なぜなら、SES企業には主に以下のような情報が多かったからです。
- 労働条件が悪い
- 低賃金や長時間労働など、労働条件が厳しいことが多い
- スキルアップできない
- 技術向上やキャリアアップの機会が限られている
- プロジェクトが不安定
- 短期間のプロジェクトや不定期な案件が多く、安定性に欠ける
- クライアント先と相性が合わない
- エンジニアのスキルや経験がクライアントの要求と一致しない場合がある
- 福利厚生が良くない
- 福利厚生が不十分で、エンジニアのモチベーションや満足度が低いことがある
「SES企業は人材の使い捨てで、常駐先も不安定だから、スキルアップできず、将来性がない」という主張が多く、「SES企業はやめとけ」と批判的な意見が目立っています。
ですが私個人としては、実際にSES企業に勤めてみるとそんなことはありませんでした。
極端な残業は無いですし、年135日以上の有給、福利厚生も充実していて、在宅ワークで働けています。
私はむしろ、未経験者にとっては実務を積みやすいSES企業はおすすめできると思っています。
SESがおすすめな理由は別ページでも解説していますが、SES企業のメリットは以下に挙げられます。
- 未経験者を積極的に採用しているので転職しやすい
- いろいろな業界で実務経験をつめる
- 常駐先がリモートワークを導入している企業であれば在宅勤務できる
ネット上でのSES企業の悪い評判に踊らされず、このように優良なSES企業もあるという事実を知っていると良いのかなと思います。
ただ、確かに労働環境の悪いSES企業はあるかと思います。(どんな職種でもおなじですが)
現役でSES企業に勤める私としては、優良なSES企業を見極めるポイントとしては以下が挙げられます。
- 研修期間がある(OJTではなく)
- スキルアップ関連の福利厚生が充実している
- 取引先企業が充実している
- 現場移動の希望が出せる
研修期間がある(ojtではなく)
入社後に少なくとも2ヵ月以上の技術講習があると安心です。
現場に常駐する前に、プログラミングの基礎を講師の方から教えてもらえるような期間がある企業が良いでしょう。
いきなりOJT(先輩と一緒に学びながら労働)をさせるような企業は、エンジニア教育に掛ける余裕がなく、悪い評判が当てはまってしまうSES企業かもしれません。
スキルアップ関連の福利厚生が充実している
スキルアップ関連の福利厚生の充実度は重要です。
具体的には、技術書や動画教材、資格取得支援、研修制度、セミナー参加費用の援助をしてくれる企業が良いと思います。
福利厚生が充実しているSES企業は、従業員のスキルアップやキャリアアップを支援している証拠です。
取引先企業が充実している
取引先企業が充実しているかどうかを確認するのも良い手です。
取引先の質は、SES企業の信頼性と自分が将来関われるプロジェクトの多様性を示します。
実績ある大手企業や勢いのあるベンチャー企業との取引は、SES企業の技術力や信頼性の証拠です。
また、ITや金融、製造業など、異なる業界のクライアントとの取引があれば、技術的な挑戦と成長を期待できます。
このように、取引先の充実度は、エンジニアとしてのキャリア成長に直接的に影響するため、SES企業選びの重要な指標となります。
現場移動の希望が出せる
柔軟に現場変更の希望が出せるかどうかも重要です。
希望に基づいた現場配属は、モチベーションとキャリアの充実につながります。
例えば、あなたがフロントエンドエンジニア(HTMLやCSS、JavaScriptで画面の動きを作るエンジニア)に関心がある場合、その分野のプロジェクトに参加できる機会があれば、より専門性を高め、キャリアアップを実現できます。
また、在宅ワークがしたければ、リモートワークを推奨している企業へも現場変更も希望できます。
現場を柔軟に変更希望できるSES企業は重要な指標です。
優良なSES企業の条件については別記事でも解説していますので興味があればご覧ください。
では優良なSES企業であることをどうやって転職前に見極めればいいのか?
自分一人で調べるのも難しいですよね。
私の場合は就職支援付のプログラミングスクールに通っていましたので、担当の営業の方に色々と相談しました。
エンジニアに転職する前は、かなりブラックな飲食店正社員として働いていたので、労働環境については絶対に譲れないものがあったからです。
結果として、今は上記にあげたような優良なSES企業で働くことができています。
最後に、
未経験でどうやってプログラマーに転職するか?
ですが、私の場合は無料のプログラミングスクールに通って転職しました。
3ヵ月のプログラミング講習を受けて、最後に就職支援を受けて転職しました。
実際に未経験で転職をしてみて、重要と感じたのはやはり、転職のプロの力を借りることかと思います。
求人情報からだけでは分からない情報を、プログラミングスクールの営業担当者や転職エージェントは持っています。
自分一人では、自分の希望にあった企業を探し出すのはむずかしく、運よく探し出せても就職サポート無しでは転職は難しいと思います。
もしあなたが未経験からエンジニアに転職したいと考えているのであれば、就職支援付の無料プログラミングスクールや未経験歓迎の転職エージェントもまとめていますので参考にしてみてください。
未経験からプログラマーへ転職であれば、早ければ早い方がいいです。
未経験転職には年齢の壁があり、30代になってしまうと求人はぐっと減ります。
就職支援がついている無料のプログラミングスクールも30代以上は受講できないところが多いです。
プログラマーに興味を持たれたのであれば、「SES企業に悪い評判があるからどうしよう…」悩んでいる暇はありません。
まずはエンジニアとしてのキャリアをスタートさせることが重要です。
始めは就職のしやすいSES企業へ勤め、スキルを磨くのが良い手かと思います。
その先は転職でも独立でも副業でも、可能性が無限大なのがエンジニアの良いところです。