飲食社員のまま結婚は厳しい|私が結婚を機に転職を決意したわけ

飲食社員のまま結婚は厳しい

・飲食正社員だが結婚しても大丈夫か不安

勤務時間も長く、休みも不安定な飲食店正社員。
このまま結婚しても良いのか、不安に感じている…

そんな方向けの記事です。

プロフィール

あやせ

  • 元ブラック飲食チェーン正社員
  • 1日14時間勤務 + サービス残業
  • 26歳の時に未経験からIT業界へ転職
  • WEBエンジニアで完全在宅ワーク

私は元飲食正社員として働いていましたが、結婚を機に半年ほど就職活動を経て転職しました。

今では残業無し年150以上の休日平均以上の給与在宅ワークで働いています。

この記事では、飲食正社員で結婚しても大丈夫かということについて、実際に私の経験から紹介します。

始めに結論から申し上げますが、飲食正社員で結婚することはもちろん可能です。
しかし、もしあなたが安定した家庭を持ちたいのであれば、早期のキャリアの見直しをおすすめします。

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目次

なぜ飲食社員で結婚は厳しいと考えたのか

私は飲食店で5年ほど勤務していましたが、結婚を期に転職をしました。

その理由は以下の通りです。

  • 長すぎる勤務時間
  • 低すぎる給料
  • 過酷な上司の労働状況
  • 不規則な休日
  • 会社への不信感

飲食業で結婚を辞めた理由①:長すぎる勤務時間

1日の勤務時間は、基本的に朝10時から夜24時の14時間勤務でした。

帰宅は深夜1時で、毎日寝付くのは3時ごろ。
朝9時に起床し出勤する。
そんな生活を毎日繰り返していました。

飲食業のまま結婚したとしても、家族との時間はおろか、自分の時間さえ十分にとれない状況です。
飲食業社員としての生活では、とても家族を幸せにできないと感じました。

飲食業で結婚を辞めた理由②:低すぎる給料

1日14時間勤務でしたが、超過労働時間の6時間(休憩が取れた場合は5時間)には残業代は付かず、サービス残業でした。

そのため、労働時間に対する実質の給料はかなり低く、時給換算で600円ほどでした。
店舗で指揮しているバイトさんたちよりも低い給料です。

飲食業のまま結婚しても、さすがにこの給料ではパートナーを安心させることはできないと考えました。

飲食業で結婚を辞めた理由③:過酷な上司の労働状況

現場でともに働く上司(店長)の過酷な労働状況をみていました。

上司は週に1度休日が取れれば良い方で、その休日にも店舗で問題が発生すれば、エリアマネージャーに出勤を命じられていました。

ある程度キャリアアップしても労働条件はさらに過酷になる。

プライベートな時間はさらに無くなるという状況を目の当たりし、飲食業界で正社員として勤める状態で結婚することは諦めました。

飲食業で結婚を辞めた理由④:不規則な休日

飲食業時代は休日は不定期でした。
土日が休みのこともありますが、基本的には平日休みです。
GW(ゴールデンウィーク)や年末年始などの世間の長期休暇期間は繁忙期ですので、正社員はもちろん連勤です。

長期休暇にパートナーや子どもと休日を楽しむこともできません
不規則な休日は、飲食業のまま結婚することを辞めた大きな理由の一つです。

飲食業で結婚を辞めた理由⑤:会社への不信感

長い勤務時間、サービス残業を強いる会社への不信感が強まりました。

店舗の状況は、エリアマネージャーや店長の方針によって大きく異なります。
そのため自分の労働状況の改善を求めたり、勤務する店舗の移動などを繰り返しを試みてみました。
しかし結局どの店舗も同じで、社員の長時間労働とサービス残業の体制は変わりませんでした。

企業の求人票や公式ホームページ上ではホワイト企業が謳われていましたが、実態は異なる状況で、次第に会社の体制への不信感が募りました。
この会社に勤めていても明るい将来はないと、飲食業のまま結婚することは諦めました。

飲食社員の頃に結婚するために取った行動

ここまでお話してきた通り、飲食業界で正社員として働いている頃、結婚を期に転職を決意しました。
その際取った行動をまとめます。

どんな働き方を希望するかを決めた

飲食正社員としての労働条件の悪さに疲れ果てていました。
そのため、真っ先に考えたことは、将来に渡ってどのような働き方をしたいかでした。

私の場合は、以下の軸で考えました。

  • カレンダー通りの休み
  • 在宅ワークができる
  • 専門技術を身につけられる(手に職がつく)

とにかく家族との時間を十分に確保できるように、世間一般のカレンダー通りの休みは絶対でした。
また将来的に子どもも考えていたので、フレックスや在宅ワークなど柔軟な働き方を希望しました。
自分のキャリア形成のために、将来に渡って需要の高い専門技術を身につけたいと考えました。

条件に合う職種を調べた

上記の条件にある職種をネット上で検索したり、転職エージェントに登録して相談したりしました。

私の場合は転職エージェントの方と話していく中で、IT系のエンジニアという軸ができました。

希望の職種につくための方法を調べた

IT系のエンジニアになるにはどういう方法があるのかを調べました。

26歳で主な経験は飲食業界しかなかったため、未経験からのITエンジニア転職です。
候補はいくつかありました。
その中でも、エージェントからもおすすめのあった無料のプログラミングスクールに通うことを決めました。
就職サポートもついていたので、そのまま全くの未経験から無事に転職することができました。

転職エージェントを活用した場合、エージェントを経由の転職が必須ですが、良い転職エージェントは求人者のベストなキャリアを提案してくれます

重要|まとめ:飲食社員で結婚は可能だがおすすめしない

この記事では、私が飲食社員のまま結婚しなかった理由について紹介してきました。

  • 長すぎる勤務時間
  • 低すぎる給料
  • 過酷な上司の労働状況
  • 不規則な休日
  • 会社への不信感

1日14時間の勤務時間に加え、サービス残業で、バイトさんより低い給料。
休日にも呼び出される上司。
休みは少なく、世間の長期休暇時は繁忙期で、家族との休みは合わない。
現場の状況を伝えても改善が見られない会社への不信感。

そのような状況では、とても家族を幸せになどできないと考え、私は飲食社員のままでは結婚しませんでした。

26歳の頃にキャリアを見つめなおし、どのような働き方をしたいのか、真剣に考えました。
それまでは主に飲食業界での経験しかなく、特別な資格も持っていませんでした。

ですが今では、全くの未経験からITエンジニアに転職し、
残業無し年150以上の休日平均以上の給与在宅ワークで働けています。

参考になるかは分かりませんが、どのように転職成功できたのか、そのころの経験もまとめていますので、ご興味があればご覧ください。

飲食店正社員勤めの完全未経験からITエンジニアへ転職成功した体験談

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