飲食業はなぜ人気がないのか【元飲食正社員が構造と実態から解説】

飲食業はなぜ人気がないのか【元飲食正社員が構造と実態から解説】
この記事でわかること
  • 飲食業が「人気がない」と言われる理由(5つ)
  • 人手不足・離職率が高い業界の現実
  • 27歳で飲食を辞めてエンジニアになった私の体験
  • 飲食から抜け出したい人への具体的な方法
あやせ

こんにちは。WEBエンジニアのあやせです。

「なぜ飲食業は人気がないの?」と感じているのではないでしょうか。

飲食業界は慢性的な人手不足が続いており、求人を出しても応募が集まりにくい状況があります。

その背景には、業界の構造的な問題があります。

私は27歳まで飲食チェーンの正社員として働きました。

その経験をもとに、「なぜ飲食業は人気がないのか」を正直に解説します。

目次

飲食業が人気がない5つの理由

理由① 労働時間が長い

飲食業の正社員は、他業種と比べて労働時間が長くなりやすい構造です。

開店前の仕込みから閉店後の片付けまで関わることになり、「実働時間」が10〜14時間になるケースがあります。

私が働いていたチェーン店では14時間が普通でした。

求人票に「実働8時間」と書いてあっても、準備・片付けを含めると拘束時間はそれ以上になることが多いです。

理由② 給与が時間に見合わない

長時間働いても、残業代が出ないサービス残業が常態化している職場では、時給換算した際の単価が極めて低くなります。

私の場合は時給600円台でした。これは当時の一般的なアルバイト時給を下回る水準です。

理由③ 土日祝日・連休に休めない

飲食業は世間が休む日ほど繁忙期になります。

友人・家族・パートナーと休日が合わない、家族行事に参加できない——こうした生活上の問題が、長期的な就業意欲の低下につながります。

理由④ 体力的・精神的な消耗が大きい

立ち仕事・繁忙期の高密度業務・クレーム対応——20代のうちは乗り越えられても、30代以降で回復が追いつかなくなるケースがあります。

肉体疲労だけでなく、「お客様は神様」文化の中での精神的な消耗も積み重なります。

理由⑤ キャリアの見通しが立てにくい

店長→エリアマネージャーという限られたキャリアパスで、年収の上限が見えやすい構造です。「10年後に自分がどうなっているか」を描きにくい業種でもあります。

「それでも飲食業で働く意味がある人」

飲食業の問題点を並べましたが、「飲食業界でなければならない理由がある人」は別です。

  • 調理のプロを本気で目指している
  • 将来の独立・開業のために現場経験が必要
  • 飲食業界に明確なこだわりがある

こういった明確な目的がある人にとっては、飲食での経験に意味があります。

「とりあえず飲食」なら別の選択肢を考えてほしい

明確な理由がなく飲食業に入ることのリスクは、「若い時間」をコストがかかる環境で使ってしまうことです。

20代は職歴の方向性を決める重要な時期です。飲食で数年を過ごすと、「飲食業での経験」が積み上がる一方で、他業種でのスキルがゼロのまま年齢が上がります。

異業種転職は若いほど有利です。「後でいつでも転職できる」という考えは、現実には年齢という制約が伴います。

飲食を辞めてエンジニアになった私の経験

27歳で飲食を辞め、ITエンジニアに転職しました。

転職後の変化:

飲食正社員時代エンジニア転職後
労働時間週6日・14時間週5日・8時間
残業サービス残業当たり前ほぼゼロ
年収300万台500万台
勤務形態毎日出社完全在宅
休日週1あれば良い方土日祝・年間休日120日以上

「飲食は大変だから仕方ない」と思っていましたが、別の業界に来て初めて「普通の働き方」が存在すると分かりました。

飲食から出るための具体的な方法

飲食からIT転職の最短ルートが、就職支援付きの無料プログラミングスクールです。

私が卒業したプログラマカレッジは、受講料ゼロで技術研修から就職活動まで一括サポートしてもらえます。

入校条件(事前確認を)

  • 30歳以下
  • 首都圏での就職希望
  • 職歴不問(フリーター・ニート可)

31歳以上・地方在住の方はIT転職エージェントが現実的な選択肢です。 → IT転職エージェント比較

よくある質問

Q. 飲食業の人手不足は今後改善しますか?

A. 働き方改革や最低賃金の引き上げで改善の方向にはあります。ただし飲食業の収益構造・労働時間の問題は構造的なものが多く、短期間での大きな変化は難しいと思われます。

Q. 飲食業に向いている人はいますか?

A. います。人と接することが好きな人・料理・ホスピタリティに情熱がある人・将来の独立を見据えている人には向いている職種です。

Q. 飲食から転職するには年齢制限がありますか?

A. 制度上の制限はありませんが、未経験転職は若いほど有利です。プログラマカレッジのような無料スクールは30歳以下が入校条件です。

まとめ

飲食業が人気がない理由:

  1. 労働時間が長い(サービス残業込みで14時間近くになることも)
  2. 給与が時間に見合わない(時給換算で最低賃金を下回るケースも)
  3. 土日祝日・連休に休めない
  4. 体力的・精神的な消耗が大きい
  5. キャリアの見通しが立てにくい

「飲食業界が好きだから」という明確な理由がある人には意味のある職場ですが、「とりあえず」で選ぶなら別の選択肢を考えてみてほしいと思います。

若い時間には有限です。一度「他の選択肢」を調べることから始めてみてください。

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