- ブラック飲食店から抜け出した人の体験談が知りたい
- 飲食店を辞めた後に転職してどうなった?
そんな方向けの記事です。
あやせ
- 元ブラック飲食チェーン正社員
- 1日14時間勤務 + サービス残業
- 26歳の時に未経験からIT業界へ転職
- WEBエンジニアで完全在宅ワーク
私は以前飲食業界に5年以上勤め、1日14時間労働、サービス残業という過酷な労働条件の中働いていました。
しかし、今では飲食業界とは全く異なるIT業界でWEBエンジニアとして、残業無し、年150日の休日、平均以上の給与、在宅ワークという恵まれた環境で働けています。
この記事では、私が飲食店を辞めてよかった理由と、どのように転職を成功させたのかについて共有したいと思います。
もしかすると、この記事を読んでいるあなたは、以前の私と同じように過酷な労働条件で辛い思いをされている方かも知れません。
私の思いとしては、そのようにお悩みの方のひとつのヒントを共有でき、
飲食店を辞めるべきか?
次の仕事はどうすべきか?
そのヒントを掴むお手伝いがすこしでもできれば幸いです。
正直、飲食店を辞めてよかった?私の体験談
正直に言って、今では飲食店を辞めて本当に良かったと感じています。
以前、私は大手飲食チェーン企業の店舗スタッフとして正社員で働いていました。
その頃の生活は、
- 朝10時ごろ店舗へ出勤
- ほぼ休憩なしで接客・調理業務
- 深夜24時過ぎに退勤
- 毎日終電で帰宅
1日14時間労働でしたが、超過労働時間についてはサービス残業のため、時給換算すると約600円という状態で働いていました。
一日中立ち仕事、理不尽なクレームの処理、少ない休日など、体力的・精神的に本当に毎日が辛い状況でした。
健康面や給与面、キャリア面で将来への不安を次第に膨れ上がり、結婚も考えていたため退職を決めました。
退職後は全く別業界のIT業界へ完全未経験で転職し、ゼロスキルから新たなキャリアをスタート。
お金もなかったので就職支援付の無料プログラミングスクールに通いました。
今では、飲食店社員時代とは比較できないほど、恵まれた環境で働けています。
ちなみに飲食店正社員時代からは👇こんな感じで生活が変わりました。
- 労働時間:14時間(10~24時)
- お給料:時給換算約600円
- 仕事場:実店舗
- 通勤時間:往復2時間
家と職場の往復で毎日が過ぎていました。
- 労働時間:8時間(9~17時)
- お給料:平均以上の年収
- 仕事場:自宅
- 通勤時間:0分(なし)
在宅で残業もなし。
仕事している時間は減ったのに給料は倍以上に。
子どもも授かり、家族との時間をたくさん取れる今の状況を得られたのは、あのとき勇気をもって飲食店を辞める決意ができたからかと思います。
飲食店を辞めて本当に良かったと今では感じています。
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以降では、具体的に私が飲食店を辞めてよかったと考える理由を実体験をもとに紹介したいと思います。
少しでもあなたの参考になれば幸いです。
飲食店を辞めてよかった理由
私が飲食店を辞めて良かったと考える理由について、プライベート面から3つ、キャリア面から4つ紹介したいと思います。
飲食店を辞めてよかったと感じる理由:プライベート編
私生活面で飲食店を辞めて本当に良かったと感じる理由は以下の3つです。
- 規則正しい生活が送れる
- 身体的精神的ストレスの無い生活が送れる
- 家族との時間が取れる生活が送れる
飲食店を辞めて「規則正しい生活が送れる」からよかった!
飲食店を辞めてよかったと感じる理由は、飲食店社員時代に比べて、圧倒的に規則正しい生活が送れるからです。
飲食店で働いているときは、朝10時から夜24時まで働き、帰宅は深夜1時。寝付くのは深夜3時頃です。
エンジニアとして働く今では、朝9時から18時の定時まで働き、残りはプライベートな時間です。
毎日規則正しく、健康的な生活を手に入れられたことは、飲食店を辞めてよかったと感じる理由のひとつです。
飲食店を辞めて「身体的精神的ストレスの無い」からよかった!
飲食店を辞めてよかったと感じる理由は、飲食店社員での仕事特有の身体的精神的ストレスから開放されたことです。
飲食店での仕事で辛いことの一つは、1日中立ち仕事であること。
繁忙期には休憩をとることもできず、14時間たちっぱなしの日々が続きます。
足はむくみ、腰は軋み、体力的に本当につらかったことを覚えています。
また、サービス業ですので理不尽なクレーム処理もあれば、お酒を提供していたのでお客さんの粗相の処理(衛生管理面から正社員の仕事)も毎日のように発生します。
このような身体的精神的ストレスから解放されたことも、飲食店を辞めてよかったと感じる理由のひとつです。
飲食店を辞めて「家族との時間が取れる」からよかった!
飲食店を辞めてよかったと最も強く感じる理由は、家族との時間がたくさん取れるようになったことです。
飲食店時代は、1日14時間労働、休みも週に1日あれば良い方でした。
当然プライベートな時間は過ごす時間もありませんでしたので、家族(当時は恋人)には将来については不安な思いをさせてしまったと思います。
エンジニアとなった今では9時18時の定時あがり、カレンダー通りの休みや年150日以上の休日、在宅ワークで働けているので、家族との時間もたっぷり確保できます。
自由に有給をとって、閑散期に家族旅行などに行くこともできています。
妻や子どもとの時間をたくさんとれるようになったことは、飲食店を辞めてよかったと感じる最も大きな理由のひとつです。
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飲食店を辞めてよかったと感じる理由:キャリア編
仕事面で飲食店を辞めて本当に良かったと感じる理由は以下の3つです。
- 給料が上がった
- 自信ができた
- 在宅ワークができている
- キャリアの選択肢が広がった
飲食店を辞めて「給料が上がった」からよかった!
飲食店を辞めてよかったと感じる理由は、飲食店社員に比べて年収が倍以上に増えたことです。
飲食店時代はいくら働いてもサービス残業だったので、貰えるのは基本給のみで年収で言うと300万円に満たないほどです。
比較的収入が高い職種とされるITエンジニアとなった今では、年収は倍以上に増えました。
飲食業の給料は業界でも低水準となっていますので、別業界へ移るだけでも給料は自然と上がるかと思います。
給料が大幅に上がった事は、飲食店を辞めてよかったと感じる理由のひとつです。
飲食店を辞めて「自信ができた」からよかった!
これは全く個人の意見ですが、飲食店を辞めてよかったと感じる理由に、自分の働き方に自信が持てるようになったという事が挙げられます。
飲食店で正社員として働いている時は、どこか自分の仕事に後ろめたさがありました。
もちろん職種に優劣など無いことは強調しておきます。
しかし、世間一般的な職種に対するイメージがあるのは事実です。
実際に、職種を伝える際に飲食業とエンジニアとでは、周囲の人間の反応に明らかな違いがありました。
飲食店を辞めて、未経験から専門技術を学び手に職をつけている現在は、自分の仕事に自信が持てている点が、飲食店を辞めてよかったと思える理由です。
飲食店を辞めて「在宅ワークができている」からよかった!
飲食店を辞めてよかったと感じる理由は、転職することで在宅ワークができるようになったことです。
飲食店で働いていた頃はサービス業なので、当然家で仕事することなど考えられなかったですが、IT系のエンジニアとなった今では在宅ワークで働けています。
家が職場なので、無駄な通勤時間もなく、自分や家族のために使える時間が増えます。
今でも家で仕事をしている際に時折、あのとき飲食店を辞めてよかったなと感じることがあります。
飲食店を辞めて「キャリアの選択肢が広がった」からよかった!
飲食店を辞めてよかったと感じる理由は、将来のキャリアの選択肢が広がったことです。
これも飲食店を辞めてIT業界に転職したことで生まれた副作用ですが、専門技術を身につけることで、将来の選択肢の幅がかなり広がりました。
飲食店の社員として勤めている場合は、その会社で出世するか、リスクを取って自分の店を独立開業するくらいかと思います。
現在のエンジニア職では培ったITスキルでフリーランスとして独立できたり、副業で副収入を得られたり、さらなるキャリアアップを目指して転職することも可能です。
飲食店時代には想像できなかった自分のキャリアの可能性を広げられたことは、飲食店を辞めてよかった理由の一つです。
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飲食店を辞めてよかったと思える人とは?
ここまで飲食店を辞めてよかった理由について紹介してきました。
では、飲食店を辞めてよかったと思える人の特徴にはどのようなものが挙げられるでしょうか?
飲食店時代には同期入社が20人ほどいて、辞めていく人、残って頑張っている人、それぞれ沢山見てきました。
「飲食店を辞めてよかったと感じる人」「飲食店を辞めて後悔する人」それぞれについて考えてみたいと思います。
ご自身に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
飲食店を辞めてよかったと感じる人の特徴
飲食店を辞めて良かったと感じる人の特徴をまとめると以下の3点です。
- 健康的な生活がしたい
- 収入を増やしたい
- プライベートを大切にしたい
健康的な生活がしたい
健康的な生活を送りたいと考えている人は、飲食店を辞めてよかったなと感じるかと思います。
飲食業は深夜営業など不規則なシフト勤務、立ちっぱなしの仕事、厨房での危険な業務、顧客対応のストレスなど、身体的にも精神的にもストレスの大きな仕事です。
将来は健康的な生活を送りたいと考えている方は、飲食店を辞めても後悔はないでしょう。
収入を増やしたい
自分の収入を挙げたいと考えている人も、飲食店を辞めてよかったなと感じるかと思います。
飲食業は全業種の中でも低賃金であることは明白であり、飲食業界に横行しているサービス残業による業務時間に対する賃金の低さも問題です。
サービス残業をしている時間は、単なる労働力の搾取であり、あなたの人生が削られている瞬間です。
飲食業界では今だ根性論のようなものが現場にあり、「自分のためなのだから(サービス残業で)働くのは当たり前」という考えがキャリアが上の人ほど浸透しています。
私も一時はその考えに流されていましたが、今考えるとどれだけ自分の時間を無駄にしたのか、ぞっとします。
安易な転職はおすすめできませんが、今飲食業で働いていて低賃金に悩んでいる方は、別業界へ移るだけでも収入は上がる可能性が高いという事実があることを知っておくといいかもしれません。
プライベートを大切にしたい
自分の時間や家族や恋人とのプライベートを大切にしていきたいと考えている方も、飲食店を辞めてよかったなと感じるでしょう。
飲食業界は圧倒的に拘束時間が長く、プライベートな時間が少なくなります。
起きている時間の大半が仕事のことで費やされ、自分の人生が消費されます。
もし、将来はもっと自分の時間を大切にしていきたいとお考えであれば、飲食店をやめてもきっと良かったなと思えるかと思います。
飲食店を辞めてよかったと思えず後悔する人の特徴
飲食店を辞めてよかったと思える人の特徴を紹介しましたが、逆に飲食店を辞めて後悔してしまう人にはどのような特徴があるでしょうか。
ずばり飲食店を辞めて後悔する人は以下のような人です。
飲食業でないと達成できない夢がある
飲食業でないと達成できない明確な目標がある方は、飲食店を辞めてしまうと後悔するかもしれません。
今飲食業界で働いているきっかけが何かあったのではないでしょうか。
「将来は自分の店を持ちたい」「世界を渡り歩くバイヤーになりたい」「商品開発をしたい」
就職する際は人それぞれ目標があったはずです。
今は過酷な業務で辛いかもしれませんが、もしあなたの夢がまだ諦められないのであれば、一時の迷いで辞めてしまっては後悔するかもしれません。
しかし、ブラック企業で勤めていて、本当につらいという状況であれば、一旦は業界を離れてみるのも手かと思います。
飲食業界は常に人手不足な状況もあり、学歴や年齢制限も基本的に不問で採用は常に活発に行われていますので、一度別業界に転職した後に、飲食業界へ舞い戻ることも比較的容易です。
一方で他業界の場合は、未経験採用などに年齢制限が厳しくなるかもしれません。
未経験の業界を考える場合、年齢が若ければ若いほど有利ですので、早期の行動・判断が求められます。
私は26歳のころに完全未経験からIT業界に飛び込みました。
参考までに、その時の転職戦略について以降で共有しておきます。
飲食店を辞めてよかったとなった私の転職戦略
私は26歳のころに無資格・未経験でIT業界へ転職しエンジニアになりました。
以前の私と同じように、飲食業界の経験しかなく、特に資格も持っていない方に参考となるように、当時の私がとった転職ステップを紹介します。
- 転職戦略①働く軸を考える
- 転職戦略②条件に合う職種を調べる
- 転職戦略③希望の職種につくための方法を調べる
飲食店を辞めてよかったと思うために…転職戦略①働く軸を考える
飲食業から転職する際、まずはどのように働きたいか働き方の軸を考えました。
飲食店での労働条件の悪さに疲れ果てていましたので、私の場合は、以下の軸で考えました。
- カレンダー通りの休み
- 在宅ワークができる
- 専門技術を身につけられる(手に職がつく)
自分の時間や家族とのプライベートな時間を十分に確保できるように、カレンダー通りの休みを取りたいと考えました。
また、将来は子どもも授かりたいという思いもあったので、フレックスや在宅ワークなど柔軟な働き方を希望しました。
飲食店を辞めてよかったと思うために…転職戦略②条件に合う職種を調べる
インターネットや転職エージェントを活用して前述した条件にあう職種を調査しました。
私の場合は転職エージェントの担当者と相談を進める中で、IT系のエンジニアという軸ができました。
飲食店を辞めてよかったと思うために…転職戦略③希望の職種につくための方法を調べる
IT系のエンジニアとして就職するにはどのような方法があるのかを調査してみました。
それまで主な職歴は飲食業界しか経験がなく、無資格でもあったので、完全未経験からのITエンジニア転職です。
ITエンジニアになるための選択肢はいくつかありました。
その中でも、エージェントからもおすすめのあった無料で利用できるプログラミングスクールに通うことを決めました。
就職サポートもついていたので、そのまま全くの未経験から無事に転職することができました。
※転職エージェントを活用した場合、エージェントを経由の転職が必須ですが、良い転職エージェントは求人者のベストなキャリアを提案してくれます
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★重要★ まとめ|多くの人は飲食店辞めてよかった!と感じます
元ブラック飲食チェーンに勤めている私の実体験から、飲食店を辞めてよかった理由と私の実際の転職戦略について紹介しました。
飲食店を辞めてよかった理由は以下の通りです。
- 規則正しい生活が送れる
- 身体的精神的ストレスの無い生活が送れる
- 家族との時間が取れる生活が送れる
- 給料が倍以上に上がった
- 在宅ワークができている
- 自信が湧いた
- キャリアの選択肢が広がった
飲食店での正社員という職種は本当に大変な仕事です。
長時間労働かつ給料も少ない、プライベートな時間は減り、身体的精神的にもストレスの大きい仕事です。
多くの方にとっては飲食店を辞めてよかったと感じるかと思います。
私の場合も、飲食店を辞めて本当に良かったと今では感じています。
飲食店時代では1日14時間労働、サービス残業、時給換算600円と過酷な労働条件でした。
しかし今ではITエンジニアとなって残業無し、年150日の休日、平均以上の給与、在宅ワークという好条件で働けています。
プライベート面でもキャリア面でも将来に対する不安は無くなり、充実した人生を送れるようになりました。
もし、フレキシブルな働き方ができ収入も高めなIT系のエンジニアに興味が湧いた方は、以下に私の転職体験談がありますので、よろしければご覧ください。
もしあなたが以前の私のようにブラック企業で搾取されているのであれば、自分の望む人生を取り戻すために、早期の判断をおすすめします。
今回の内容が少しでもあなたの人生が好転する手助けとなれば幸いです。
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