飲食店の正社員ってどうなの?【元飲食正社員が給料・残業・仕事内容をリアルに解説】

飲食店の正社員ってどうなの?【元飲食正社員が給料・残業・仕事内容をリアルに解説】
この記事でわかること
  • 飲食正社員の仕事内容・給料・残業時間の実態
  • アルバイトとの違い(何が変わるのか)
  • 元飲食チェーン正社員・現役エンジニアの視点からのリアルな話
  • 飲食正社員を検討している人・辞めたい人へのアドバイス
あやせ

こんにちは。WEBエンジニアのあやせです。

「飲食正社員ってどんな仕事?給料は?残業は?」

飲食店でアルバイトをしていて正社員を考えている方や、就職先として飲食を検討している方に、実態をお伝えします。

私は27歳まで飲食チェーンの正社員として働きました。

今はITエンジニアとして完全在宅・残業なしで働いています。

元いた側から、正直に話します。

目次

飲食正社員とアルバイトの違い

まず最も基本的な疑問から。

仕事内容の違い

項目正社員アルバイト
接客・調理ありあり
シフト作成あり(管理側)なし
在庫管理・発注ありほぼなし
売上管理・数値報告ありなし
アルバイト採用・教育ありほぼなし
本部対応・ミーティングありなし
開店前・閉店後の作業フル参加限定的

アルバイトが「現場の作業」をするのに対し、正社員は「現場の作業+マネジメント業務」が加わります。責任の範囲が大きく広がります。

給与の違い

正社員の方が月収は高いですが、「時間単価」で比較するとアルバイトの方が高くなるケースが珍しくありません。

私が正社員だった頃の手取りは月17万円前後。

1日14時間・週6日で働いてこの金額だったので、時給換算すると600円台でした。

同時期のアルバイトの時給(900〜1,000円程度)を下回っていた計算になります。

これは私が特別ひどい職場にいたわけではなく、飲食業の正社員あるあるです。

飲食正社員の実態(項目別)

労働時間

開店前の仕込みから閉店後の片付けまで含めると、1日10〜14時間になることがあります。

「定時」という概念がほぼない職場も多いです。

私の場合は14時間が普通でした。

残業代

飲食業ではサービス残業(残業代なしの時間外労働)が常態化しているケースがあります。

これは労働基準法違反ですが、業界全体の慣行として染み込んでいる職場が多いです。

有給・休暇

制度としては存在しますが、人手不足とシフトの都合で取りにくい職場が多いです。

土日祝日・年末年始は繁忙期のため、世間が休む日ほど忙しくなります。

キャリアパス

店長→エリアマネージャー→本部という一般的なルートがあります。

ただし全員がこのルートを上れるわけではなく、年収の天井も見えやすい構造です。

将来性・安定性

飲食業は需要が安定しているという見方もありますが、労働環境の問題から人材確保が難しい業種でもあります。

正社員としての雇用は比較的安定していますが、長く働き続けることの体力的な難しさは考慮が必要です。

飲食正社員を「おすすめできる人・できない人」

おすすめできる可能性がある人

  • 調理・接客のプロを本気で目指している
  • 将来の独立・開業のために現場経験を積みたい
  • 飲食業界内でのキャリアを明確に描いている

おすすめしにくい人

  • 「とりあえず正社員になりたい」という動機
  • 長期的な年収・労働環境の改善を求めている
  • 飲食でなければならない明確な理由がない

飲食正社員から転職を考えている人へ

「もう飲食は限界」「待遇を変えたい」と感じているなら、転職を具体的に考え始めることをおすすめします。

飲食からの転職先として、ITエンジニアを選ぶ人が増えています。

理由は「未経験でも入れるルートがあり、転職後の労働環境が根本的に変わるから」です。

私のBefore/After:

飲食正社員時代エンジニア転職後
労働時間週6日・14時間週5日・8時間
残業サービス残業当たり前ほぼゼロ
年収300万台500万台(初年度)
有給取れない年35日以上
勤務形態毎日出社完全在宅

27歳・PC未所有・完全未経験の状態から転職できたのは、就職支援付きの無料プログラミングスクール(プログラマカレッジ)を使ったからです。

入校条件(事前確認を)

  • 30歳以下
  • 首都圏での就職希望
  • 職歴不問(フリーター・ニート可)

31歳以上・地方在住の方はIT転職エージェントが現実的な選択肢です。 → IT転職エージェント比較

よくある質問

Q. 飲食アルバイトから正社員になる際に気をつけることは?

A. アルバイトのときと業務量・責任が大きく変わることを理解した上で判断することです。「アルバイトが楽しかったから正社員になる」だけでは、負担の増加に驚くことがあります。

Q. 飲食正社員は結婚・家庭生活と両立できますか?

A. 勤務環境によります。長時間・土日祝出勤の職場では両立が難しいケースも多いです。詳しくは→飲食業界の結婚事情

Q. 飲食での正社員経験は他業種への転職に活きますか?

A. 直接的なスキルよりも、対応力・マルチタスク能力が評価されることがあります。ただし業界固有のスキルは他業種では評価されにくいため、「スキルの棚卸し」をして汎用性のある経験を言語化することが大切です。

まとめ

飲食正社員の実態を整理すると:

  • アルバイトより責任が増え、労働時間も長くなるケースが多い
  • 時給換算するとアルバイトより低くなることがある
  • 有給・休暇は制度上あるが取りにくい職場が多い
  • キャリアの天井は見えやすい

「飲食正社員になることが本当に自分に合っているか」を考えた上で判断してほしいと思います。

もし「飲食以外の選択肢も見てみたい」という気持ちがあるなら、まず情報収集だけでもしてみることをおすすめします。

関連記事

目次