退職が初めての方にとっては、在職中や退職後にどのようなことをすれば良いのか分からないですよね。
この記事の対象読者は以下の通りです。
- 今の仕事が辛くてやめたい
- 退職に伴いやるべきことを知りたい
この記事では以下のことが分かります。
- 退職前と退職後にやるべきこと
退職のタイミングや役所での手続き関連など、私の実際の経験をもとに紹介していますので、「今の仕事めたいな」と思ったときには参考にしてみてください。
退職前にやるべきこと
退職を決めたら、まずは退職前にしっかりと準備をしましょう。
スムーズな退職と転職活動のために、いくつかの重要なステップがあります。
転職に向けた準備
転職先が決まっていない場合は、まず次の仕事探しが最優先です。
テレビCMでも沢山見かけると思いますが、転職の際には転職サイトやエージェントの活用が主流です。
特に転職エージェントは、自分の経歴や希望に合った職場を提案してくれたり、面接のサポートをしてくれたりするのでおすすめです。
未経験に特化した無料の転職エージェントをまとめていますので、参考にしてみて下さい。
退職意志を会社へ伝える
退職の意志を伝える際は、直接上司に話をするのがベストです。
可能であれば、退職の理由を正直かつ丁寧に伝え、感謝の気持ちを表すことも忘れずに。
退職を伝えるタイミングは、法律では「退職の2週間前まで」と決められています。
ただ、勤めている会社の就業規則に「退職を伝える時期」が定められていることがあるので、その場合は規則に従いましょう。
引継ぎ準備
自分が担当していた業務に関する情報を整理し、後任者にスムーズに引き継げるようにします。
私は以前飲食店で正社員をしていたのですが、
- シフト管理の方法
- 食材発注処理について
- 店舗清掃の手順
など、一連の業務マニュアルを作成して、後任のスタッフに1ヵ月ほどかけて引き継ぎました。
退職後にやるべきこと
退職後には役所での必須手続きがありますので、下記対応は必ず行いましょう。
失業手当の申請
次の職に就くまで失業期間がある方は、失業手当の申請を行いましょう。
失業保険は、今お住いの住居を管轄するハローワークで行います。
失業手当を受けられるのは「仕事を探している人」限定です。
失業手当を受け取るために定期的にハローワークへ通って、「求職中の実績の証明」をしなくてはいけません。
転職中の実績になるのは転職エージェントとの面談であったり、会社説明会の参加、面接などです。
私の場合は、就職サポート付きのプログラミングスクールに3ヵ月通っていたので、そのようなスクールでの活動も実績になります。
IT転職に興味がある方は、就職サポート付きの無料プログラミングスクールもまとめていますので、参考にしてみてください。
健康保険の切り替え
健康保険の切り替えは必須です。
健康保険周りの手続きは少しややこしいですが、以下の整理です。
健康保険についての前提知識ですが、健康保険には「健康保険」と「国民健康保険」があります。
「健康保険」は会社勤めの労働者が加入するもの。
「国民健康保険」は自営業やフリーランスとして働いている人が加入するものです。
次の職に就くまで失業期間がある方は、基本的に国民健康保険への加入をします。
ただし、現職の健康保険組合で、健康保険任意継続制度がある場合は、そのまま継続して今の健康保険に加入しておくことができます。
費用的には健康保険任意継続制度を使った方が安いケースが多いかと思います。
まとめ
退職前と退職後にやるべきことを解説しました。
退職前は、転職に向けた準備。
退職後は、健康保険や失業手当など、役所での手続きが必須です。
私が特に重要だと思うのは、在職中に次の仕事に対して少しでも動いておくことです。
私は3回の転職経験がありますが、どれも在職中に仕事探しを始めていましたので、退職の決意が揺らぎませんでした。
また、転職というとすこしネガティブなイメージもありますが、次の仕事を探してみる、いろいろとイメージしてみることで、明るい気持ちで生活できていたことを覚えています。
「今の仕事をやめようかな。。。」
と思ったら、ぜひ早め早めに次のキャリアへの行動をとってみてください。