飲食正社員から転職…有利な資格は?

有利な資格

飲食正社員から転職したいけど、転職に有利な資格は何?

飲食店正社員は長期労働や休日不足など、離職率が高い職種です。

令和3年の厚生労働省のデータによれば、宿泊業も含む飲食サービス業の離職率は50%を超えているようです。

確かに、私が大手飲食チェーンに勤めていた時の20名ほどいた同期も、1年以内に10人以上は辞めていきましたので、妥当な数字かと思います。

飲食店では1日立ち仕事だったので、次は事務職など落ち着いた職種に就きたい。

転職が有利になる資格をとろう

と考えている方も多いかと思います。

しかし、その考えでは転職を成功させるのは難しいかもしれません。

私も5年ほど飲食業に勤めていました。

毎日14時間労働で、サービス残業、休みも少なくプライベートな時間はほぼない状態でした。

本当に毎日が辛くて、辞めたくて。

帰りの電車内では闇雲にインターネットで、それこそ資格や転職情報を漁る毎日でした。

少しでも転職が有利になればと、簿記資格を勉強したり、目的もなく英語資格のTOEIC学習にも手をつけていました。

たしかに資格の勉強中は、どこか前に進んでいる気持ちはあります。

ただ実際には、新しいキャリアは少しも前進していません

しかし、あることに気づいてからは転職活動がスムーズに進み始め、飲食業とは全くの異なるIT業界に転職することができました。

そして今では未経験から完全在宅WEBエンジニアとして働けています。

残業無し、カレンダー通りの休みで、家族4人をひとりで支えていけるだけのお給料も貰っています。

私が飲食店勤務で辛かった時に気づいた、その「あること」とは

転職活動を始めることが大事、資格は不要

という事です。

初めての転職だと、つい自分に自信が無くなりがちですよね。

今の自分の経歴で本当に転職できるのだろうか?

まずは資格を取れば有利に進められるのでは?

そう考えがちです。

しかし、もしあなたが資格が必要な専門職を希望でなければ、今すぐにでも転職活動を始めることをおすすめします。

ちなみに資格が必要な専門職の例を挙げてみると、次のとおりです。

  • 医療関連職(医師、看護師、薬剤師など)
  • 教育関連職(教師、保育士など)
  • 会計・税務関連(公認会計士、税理士など)
  • 法律関連職(弁護士、司法書士、行政書士など)
  • 不動産関連職(宅地建物取引士、不動産鑑定士など)
  • 建築・土木関連職(建築士、土木施工管理技士など)

逆に資格が不要な職種例としては以下のようなものがあります。

  • 営業・マーケティング関連職
  • 一般事務・秘書職
  • カスタマーサポート・コールセンター
  • IT・エンジニアリング(プログラマー、ウェブデザイナーなど)
  • クリエイティブ関連職(ライター、デザイナー、編集者など)
  • HR・人事関連職
  • 小売・サービス業(店舗スタッフ、飲食業など)

もしあなたが、上記に挙げたような資格不要の職種を希望であれば、目的のない資格取得の時間は無駄になりかねません

今すぐにでも転職活動を始めるべきです。

とはいっても、確かに転職に有利になりえる資格は存在します。

ですが、何が有利になりえるかは、転職先の企業によって様々です。

世の中にはたくさんの企業があり、職種が存在しますから、「有利になりえる資格」が何かは自分で調べるのは大変でしょう。

そこでおすすめしたいのが、転職エージェントです。

テレビCMなどで聞いたことがあるかもしれませんが、転職エージェントは転職活動のすべてをサポートしてくれるサービスです。

転職エージェントを活用すれば、

  • キャリア相談
  • 求人の提案
  • 履歴書・職務経歴書のアドバイス
  • 面接対策
  • 給与交渉
  • 業界情報の提供
  • 転職後フォローアップ
  • 退職手続きのアドバイス

など上記のこと全てをサポートしてくれます。

私も飲食店勤務で悩んでいた時に、転職エージェントを活用しました。

今の仕事の悩みや、希望する働きかたなどはもちろん、資格取得についても相談させてもらいました。

私はITエンジニアを希望していたので、転職エージェントの方のすすめもあって、結局は就職サポート付きのプログラミングスクールに通うことを決断しました。

そのプログラミングスクールは、転職エージェントとは全く関係のない会社でした。

なので、志望者をプログラミングスクールをすすめることは、エージェント会社の利益にはなりません。

ですが、優良な転職エージェントを活用すれば、転職者に寄り添い、本当に良いキャリアとなる選択肢を提案してくれます。

転職を考えたときにまずやるべきことは、プロの力を借りて転職活動を始めることです。

資格の勉強を始めることではありません

正しいプロセスは、「就きたい仕事を決める」→「仕事に必要なスキル(資格)を習得する」です。

就きたい仕事も明確にせずに、今の自分の経歴やスキルに目が行ってしまうと、以前の私のように、目的もなく資格取得に時間を無駄に費やしてしまう事になりかねません。

ぜひ転職を考えたら、最初の1歩は転職活動を始めてみる、ということ強くおすすめしたいと思います。

資格の勉強を始めるのは、転職エージェントに相談してからでも遅くはありません。

未経験特化の転職エージェントについて調べてみましたので、良ければ参考にしてみてください。

未経験職種への転職は、若ければ若いほどチャンスが大きくなります。

企業はポテンシャル枠(スキルが無くても将来にわたって育てていきたい人材)として採用してくれるからです。

私も26歳の時にIT業界へ未経験で転職しました。

もしこれが30歳を超えていたら、転職も難しかったでしょう。

あなたが今20代であれば、業界問わず転職チャンスがたくさんあります。

役に立つか定かではない資格取得に、時間を奪われている暇はありません。

今の自分が転職できる職種はなんだろう

採用面接が不安だなあ

そのような疑問・不安な点は全て転職エージェントが解決してくれます。

そうすれば、自分が今やるべきことがはっきりするはずなので、貴重な時間を費やさずに済むでしょう。

きっと今より良い環境に、最短ルートで到達できるはずです。

多くの転職エージェントは無料なので、利用にデメリットはありません

登録もネットから5分ほどで簡単にできるので、まずは軽い相談のつもりで登録してみてはいかがでしょうか。

このサイトでは「ブラック企業から未経験ITエンジニアへ転職し完全在宅ワークで働く」方法を解説しています。ITエンジニアや完全在宅ワークに興味があれば、ぜひ別の記事もご覧ください。

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