- 退職したいけど、なんとなく辞めずらい
- 決断できず、ずるずると退職を引き延ばしている
そんな方向けの記事です。
退職をなかなか決断できない理由は、人それぞれかと思います。
この記事では、多くの人が抱えていそうな「辞められない理由8つ」とその「対処法」を紹介しています。
退職を考えている人には共感できる内容が多いはず。
きっとこの記事を読んだ後には、すっきり退職に向けて動けるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
退職したいけど辞められない8つの理由
退職したいけど、ずるずると退職を先延ばしにしてしまっている
という方きっとどれかに当てはまるはず。
それぞれの対処法も紹介していきます。
良好な人間関係
人間関係は良いから・・・みんなを失望させることを避けたい…
仕事をする上で一緒に働く人はとても重要ですよね。一番大切かもしれません。
ただ、良好な人間関係が退職の決断を難しくしている場合、大切なのは自分のキャリアと幸せを優先することです。
親しい同僚や上司には感謝の気持ちを伝えつつ、自分の成長とキャリアを高めていきたいという思いをを理解してもらうことが大切です。
周囲の人々も、あなたが自分の将来に最善の決断を下すことを尊重し支持してくれるはず。
自分のキャリアの進路を選ぶことは、最終的にはあなた自身と周囲の両方にとって利益となるかと思います。
責任感と義務感
任された仕事があるから・・・責任感と義務感から途中で手を引くことに罪悪感がある…
あなたは、とても責任感と義務感が強い心の持ち主なのだと思います。
進行中のプロジェクトやチームへの貢献は評価されるべきではあるのですが、あなたが辞めたとしても、組織は代わりを見つけることができます。
どんなに重要な役割であっても、誰かがその空白を埋めることは可能です。
IT企業である私の職場でも絶対的な技術とマネジメント能力を持つリーダーが、突如退職することになりましたが、特に混乱もなく、現場はスムーズに回っています。
あなた自身のキャリアと幸せを最優先に考えて、罪悪感は手放すことが重要です。
自分が辞めることでプロジェクトやチームに大きな混乱が生じると考える必要はありません。
あなたの幸せと成長を第一に考え、自信を持って次のステップに進みましょう。
経済的な理由
経済的に厳しいから・・・新しい仕事を見つけるまでの金銭的な不安がある…
お金の問題は大きいですよね。
経済的な理由で転職をためらうことは多くの人が悩むところかと思いますが、いざ転職を進めてみると何とかなるケースが多いです。
転職は早ければ1ヶ月で完了する可能性があります。
ただ、焦ると再び自分に合わない職場を選んでしまうリスクがあります。
じっくりと転職を進めたい場合は、家族や友人のサポートを求めるのが良いかと思います。
可能であれば失業保険も受け取りましょう。
周りの支援を得ながら、慎重に次の職を選ぶことで、経済的な不安を和らげ、より良いキャリアに進むことができるはずです。
経済的な不安は自然なことですが、焦らず周囲のサポートを活用し、自分に合った次の職を見つけることが重要です。
社会的なプレッシャー
家族や恋人からの期待があって・・・社会的に「安定した職を持つべき」というプレッシャーがある…
周囲の人間からのプレッシャーは重荷となることがありますが、最終的な決断は自分自身の幸せを基準にすべきです。
「安定した職を持つべき」という圧力は一般的ですが、自分の情熱やキャリア目標に合わない職に留まることは長期的な不満やストレスにつながる可能性があります。
自分の意志を優先し、自分に合ったキャリアを追求することで、結果的に周囲の人間の幸せにも繋がるはずです。
私も以前はブラック企業の飲食店に勤めていました。
その頃は仕事に完全にプライベートが侵食され、家族のことを考える余裕はありませんでした。
しかし今では、やりたい仕事、働き方を追求して、未経験からITエンジニアとして在宅ワークができ、家族との時間を大切にできています。
自己評価の問題
退職自体に引け目を感じて・・・辞めることが「失敗」や「逃げ」と思われるのではないか…
世間的には、退職を「逃げ」と捉えられることも多いですが、私は実際には新しいキャリアの可能性を探る「攻め」の一歩だと考えています。
職場を去る決断は、自分のキャリアや価値観に対する真剣な姿勢の現れですし、未来への積極的な行動です。
自分に合わない環境から抜け出し、新しい機会を求めることは勇気のある決断です。
退職を「逃げ」と捉えるのではなく、それを新しいキャリアの道を切り開く勇敢な一歩と捉えましょう。
自分に合った道を選ぶことは、自己実現のための積極的なアプローチです。
私も3度の転職経験がありますが、常に今よりいい環境に自分を置こうとした結果です。
引け目も感じず、時には家族も説得して、今とてもいい環境で働くことができています。
代替案の不足
次にやりたい仕事も無くて・・・新しい職をどうやって決めればいいのか…
今の仕事に満足はしてないけど、次に就きたい仕事もない。
という悩みを持つ方、特に20代の方は多いと思います。
私もブラックな飲食店に勤めている時は、同じ状態でした。
辞めたいけど、次にやりたい仕事もないし、今辞めてもな。。。といった感じです。
そのあと、色々と調べるうちにITエンジニアに興味を持って、転職活動をして今に至ります。
「辞めたいけど、やりたい仕事がない」
そう考える人には、転職エージェントの活用もおすすめです。
プロのアドバイスを受けながら、不安を解消しながら転職を進められます。
それでも全然興味が湧くことがない。
という方には、ポジショントークとなってしまいますが、職種としてITエンジニアをおすすめします。
なぜならITエンジニアの需要は今後絶えないですし、培ったスキルで独立、副業など可能性が無限大だからです。
完全未経験で無資格でも狙える職種です。
もし興味があるかたは他の記事もご覧ください。
自分の判断への不確信
自分の判断に不安で・・・転職することが本当に正しい決断なのか…
「転職するのが本当に正しいのか」と感じることも多いかと思います。
では、逆に考えてみるのもひとつの手です。
「このまま今の仕事を続ければ幸せになれるのか?」
もし、
- 今の仕事を続けても
- やる気がでない
- 出世できそうにない
- 理想の働き方を実現できない
そう感じるのであれば、転職は正しい判断かと思います。
職場の圧力
上司が怖くて・・・退職を言い出せない…
ブラックな飲食店に勤めていた頃の私に当てはまるケースです。
店長に異様な権力がある職場で、
- 強制的に14時間労働を8時間に勤怠システムで修正される
- 機嫌次第で客様の面前で怒鳴り散らかす
- アルバイトの子が休めば休日出勤命令
などがまかり通っていました。
日常的にスタッフが少なかったのと、店長への恐怖から、なかなか退職を言い出せず。
1年近くは悩みながら、ずるずると退職を引き延ばしてしまいました。
上記は飲食店であればそれほど珍しい職場ではないので、きっと同じような職場環境の方もいるはず。
当時の私は知りませんでしたが、「もう上司や会社と関わりたくない」「明日から出社したくない」という方には、退職手続きの全てをお任せできるサービスの利用も考えてみると良いかもしれません。
まとめ|迷ったら転職
転職をなかなか決断できない理由とその対処法について紹介しました。
- 人間関係は良いから…
- みんなを彼らを失望させることを避けたい。。。
- 任された仕事があるから…
- 責任感と義務感から途中で手を引くことに罪悪感がある。。。
- 経済的に厳しいから….
- 新しい仕事を見つけるまでの金銭的な不安がある。。。
- 家族や恋人からの期待があって…
- 社会的に「安定した職を持つべき」というプレッシャーがある。。。
- 退職自体に引け目を感じて…
- 辞めることが「失敗」や「逃げ」と思われるのではないか。。。
- 次が決まってなくて..
- 新しい職をどうやって決めればいいのか。。。
- 自分の判断に不安で…
- 転職することが本当に正しい決断なのか。。。
- 上司が怖くて…
- 退職を言い出せない。。。
どれも周囲に対するあなたの思いやりや、責任感から生まれるものなのかと思います。
周囲を不安にさせないか、迷惑をかけないか、という優しさからくるものです。
ですが、冷静に考えてみると、自分の意志を尊重し、自分の幸せを一番に考えた方が、結局周りを幸せにできるはず。
ぜひ、転職を前向きに考えて、新たなキャリアを選択してみてください。
転職の際には転職エージェントなどプロの力を借りるのは必須ですので、ぜひ参考にしてみてください。