- プログラミングスクールへ通っている
- コーディングやチーム開発を始めている
- エンジニアとして必読の書籍を知りたい
そのような方向けの記事です。
プログラミングスクールに通い始めたのであれば、IDE(統合開発環境)の使い方だったり、Git操作でソース管理をしたり、プログラミング言語など、様々な周辺技術に触れているところかと思います。
プログラミングスクールであれば、初心者向けのカリキュラムが組まれているので、一からすべて教えてくれます。
ただ、私もプログラミングスクールの卒業生ですが、スクールだけで全ての知識を網羅するのは難しいと考えています。
できれば各技術の詳細に関しては、書籍も併用して体形的に学ぶ事をおすすめします。
そうすれば、スクールで学んだこと知識の点と点が繋がるように、頭が整理されていきます。
この記事では、「プログラミングスクールに通い始めたら読むべき本」を紹介していきます。
これからエンジニアとして働くのであれば必読の書籍を挙げていきますので、全ての書籍ではなくとも、気になった書籍から読んでみていただけると幸いです。
プログラミングスクールに通い始めたら読んでおきたいおすすめ書籍
プログラミングスクールに通っている方や、プログラミングを始めたばかりの初心者の方が必読の書籍を7つ厳選しました。
どれも多くの先輩エンジニアに支持され続けている名著です。
ひとつずつ紹介していきます。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
プログラマーであれば読んでいない人はいないと言っても過言ではありません。
プログラミング初心者から中級者までが、より良いコードを書くための必読書です。
この本は、コードの読みやすさとメンテナンスのしやすさを高めるための具体的なテクニックを分かりやすく解説しています。
変数名の付け方から関数の構造、効果的なコメントの使い方まで、プログラミングの基本要素を網羅しています。
実際のコード例を豊富に用いているため、理論だけでなく実践的な学習も可能です。
プログラミングの質を格段に上げたいなら、この「リーダブルコード」は手元に常に置いておきたい一冊になるでしょう。
新しいLinuxの教科書
エンジニアとLinuxは切っても切り離せない関係です。
この書籍は、Linuxの世界へ最初の一歩を踏み出すための完璧なガイドになります。
Linuxの基本的なコンセプト、コマンドライン操作、システム管理の基礎から応用までを網羅しています。
特に、初心者にとってはLinuxの仕組みを理解しやすいように構成されており、実践的な知識と技術を身に付けるのに最適です。
サーバー管理やプログラミングに興味がある方、「Linuxとは?」という完全初心者の方でも必読の一冊です。
わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門
Gitも絶対に避けて通れない技術です。
Gitというバージョン管理システムの基本から応用までを、わかりやすく解説した入門書です。
Gitはプログラミングの世界で広く使われているツールで、コードの変更履歴を管理し、チームでの開発をスムーズに行うために必要不可欠です。
「わかばちゃん」というエンジニア駆け出しの主人公がでてくるマンガ形式の書籍です。
マンガといっても内容は侮れません。
初心者向けに優しい言葉で書かれており、Gitの基本操作からブランチの扱い方、コンフリクトの解決方法までをイラストと共に分かりやすく、楽しく解説されています。
初心者の方がGitを学び始めるのに最適な一冊で、読めばすぐにGitを使ってみたくなるはずです。
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践
セキュリティに関する必須知識を体系的に学べる、通称「徳丸本」とよばれている有名な書籍です。
Webアプリケーションにおける脆弱性の原因とそれに対する実践的な対策を詳細に説明しています。
初心者にも理解しやすい言葉で書かれており、セキュリティリスクを理解し、安全なWebアプリケーションを構築するための基礎知識を身につけることができます。
最新のセキュリティトレンドや対策技術も網羅しており、Web開発者ならずとも、ITの世界に興味があるすべての人にとって価値ある一冊です。
良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方
コードの質を向上させるための実践的なガイドです。
初心者でも理解しやすいように、具体的な「良いコード」と「悪いコード」の例を示しながら、効果的なコード設計の原則を解説しています。
プログラミングの初心者にとって、コードをどのように書けば保守が容易で、拡張可能なものになるかを学ぶ上で、この本は非常に有益です。
実際のコード例を通じて、プログラミングスキルを段階的に向上させることができます。
達人プログラマー 職人から名匠への道
プログラミングの世界で「達人」へと成長するための知恵とテクニックを豊富に学べる一冊です。
単なるコーディング技術を超え、ソフトウェア開発の哲学やメンタルを追求します。
実践的なアドバイスや実例を通じて、コードを書く上での洞察力と創造性を磨くことができます。
エンジニアとして働いていく上での基盤となる知識や意識のエッセンスを学べるので、自分のキャリアを考えるうえでも役立つ一冊です。
リファクタリング 既存のコードを安全に改善する
「リファクタリング」とは、アプリケーションの動作を変えずに、内部のコードを改善することです。
コードが読みやすくなったり、メンテナンスがしやすくなったりする、プログラマーとして重宝されるための必須の技術・知識です。
著者の豊富な経験と知識から生み出されたこの書籍は、コードをより効率的で読みやすく、メンテナンスしやすいものに変える方法を具体的に示しています。
特にプログラミング初心者にとって、高品質なコードを書くための基本原則を学ぶ絶好の機会です。
この本を読むことで、プログラミングスキルの向上はもちろん、チームでの開発作業においても優れた成果を出すことができるようになります。
補足:書籍は紙の書籍か電子書籍か
技術書を読むのに「紙の書籍がいいのか」「電子書籍がいいのか」について迷う方には、8つの理由から「電子書籍」をおすすめしています。気になる方は合わせてごらんください。
まとめ
プログラミングスクールに通う前におすすめの書籍を紹介しました。
コーディング作法、セキュリティ関連など、いつまでも陳腐化しない(学びが無駄にならない)書籍を紹介しました。
プログラミングスクールに通い始めたばかりの方や、プログラミングを独学で初めて見た人には、ぜひ一度読んで欲しい名著ばかりですので、まずは一冊でよいので手に取ってみてはいかがでしょうか。